マルゴ hitoe(ヒトエ)のレビュー

マルゴ hitoe(ヒトエ)レビュー

足袋(たび)メーカーであるマルゴのベアフットシューズ、hitoe(ヒトエ)です。

足袋(たび)メーカーの作るシューズという点ではMUTEKIと同じですね。hitoeのほうが後発ということからか、MUTEKIとは方向性が違います。

MUTEKIは走りを主体に作られていますが、hitoeはフィットネスシューズです。

履き心地は抜群ですが、その分ホールド感が弱く、全力で走るのには向いていません。

ソールは柔らめでグリップも強い

*手元のシューズで計測したところアウトソールの厚みは5mm程度でした。マルゴの公称では全体の厚みが15mmとされていたためその通り記載していますが、それほどの厚みは感じません。15mmは誤記の可能性があります。
ミッドソールにあたる部分はありませんが、足袋にアウトソールを貼り付けた形状のため、アウトソールとインソールの間には布が一枚存在します。

アウトソールは最高レベル

柔軟性抜群

アウトソール(靴底)の柔らかさは抜群!MUTEKIに次ぐ柔らかさ

アウトソールは柔らかいほうで、MUTEKIより若干硬い程度。ベイパーグローブやファイブフィンガーズより柔らかいので、接地の感触はかなり良いです。

深いラグ

ラグは切込みが深く、全体に配置されているのでグリップ力はかなり強い

また、MUTEKIよりラグの切り込みが深く、数も多いので、様々な路面でも強いグリップを得られます。ラグの形状が小さな三角形なので、どの方向にも対応できるという点もうれしいです。

アウトソールの機能性はベアフットシューズの中でもトップクラスですね。

ただし、指先は硬く、MUTEKIのように指を自由に動かすことはできません。若干上下には動かせる程度。これは意外でした。
指先の硬さは残念ですが、全体の柔軟性やグリップなど、総合的に見ればかなり良いです。

インソールは邪魔

インソール

hitoeのインソール

hitoeには着脱式のインソールが入れられています。裸足感覚を得るにはインソールは邪魔です。

しかもこのインソールは厚み5mmとかなり分厚く、手で持つと水平を保つほどの硬さもあり、裸足の感覚をかなり損ないます。
hitoeを履くならこのインソールは必ず外しましょう。

インソールが厚い

厚さ5mm! 分厚いインソールは裸足感覚の邪魔

インソールを外した時の接地の感触はかなり良いだけに、なぜこのようなインソールを入れて台無しにしているのか理解に苦しみます。

ホールドは非常に弱い

ホールドは弱い

ホールドは弱い

ホールドは弱いです。

靴ひもなどの固定具がないスリップオンタイプなうえ、アッパーの素材に伸縮性はなく、伸縮するのは足の入れ口、黒いゴムの部分のみです。

そのため、足にしっかりと固定することができません。

踵は支えがない

(かかと)は支えがなく、簡単につぶれる

(かかと)に芯は入っておらず、指で簡単につぶれるほど柔らかいです。このため(かかと)にもホールド力は無く、スプリントなどの速い動きの場合は、踏み込んだ時と足を引き上げた時に(かかと)が靴底から離れてしまいます。

ロングスプリント程度の速度でも靴が揺れて不安定なので、hitoeで走るのはおすすめ出来ません

走り以外なら快適

室内履きには優秀

室内履きなど、走り以外ではとても優秀

ホールドの弱さから走りには不向きといわざるをえませんが、それ以外であれば欠点は無く、快適さでいえばNo.1のシューズです。

インソールを外せは接地の感触はかなり良いですし、通気性抜群で履き心地は最高レベルです。

靴ひもがないので速い動きには使えませんが、ウェイトトレーニングや普段の履物としてはおすすめです。

靴ひもがないのは悪いことばかりではなく、脱ぎ履きしやすいという利点でもあります。

サンダルのように楽に過ごせるシューズで、まさにストレスフリー。室内用や普段履きとしてかなりおすすめです。

上に